音楽好き、ROCKフェス好きなら『音楽フェスっぽい結婚式【フェス婚】を挙げたい』と考えている方も多いのではないでしょうか。
フェス婚をするならば欠かせないのが、ほかの結婚式との違いを生み出す「ロックフェス」ならではのアイテムたち!
我が家が作り出したフェス婚に必須のアイテムは「ROCKオブジェ」です。
このロックオブジェの作り方をご紹介します。
みなさんのフェス婚を盛り上げる力になれたら幸いです!
私たち夫婦と同じく、音楽フェスが好きな新郎新婦や、子連れフェスに挑戦したい家族を応援するためのお役立ち情報をまとめています。
【これからフェス婚を挙げる人向け】
フェス婚の始め方をまとめた
フェス婚の教科書!
ROCKオブジェの作り方
ロックオブジェとは
ロックオブジェとはこれのことです。

ロッキンやカウントダウンジャパンで写真スポットとなるこのオブジェ。
「これがあれば、フェス感が出ること間違いなしですし、一緒に記念写真を撮れば、映えること間違いなしです。
実際に作って行きましょう!
1 サイズを決める
まずはサイズです。このサイズ選びによって材料の候補が変わってきます。
結婚式準備は基本的に超忙しいです。なるべく簡単に作るのであれば、100円ショップなどで販売してる木製のアルファベットに色を塗るのが最も簡単です。
人間と同じくらいのサイズで作るのであれば、ダンボールか木製が候補となると思います。
私たちは加工のしやすさ、木製と比べ作業場所にとらわれない、式場などへの持ち運びがしやすい(軽量)、失敗(挫折)しても金銭面でのダメージが少ない。といった点でダンボールにしました。
2019年当時、まだROCKオブジェを大きなサイズで作られている方は1組しか見つけることができず、作り方もわからなかったため、失敗ありきで作り始めました。
2 ダンボールのサイズを決める
人と同じくらい、腰くらいまでの高さ、テーブルに飾る大きさなど、ざっくりとしたサイズを決めたら、具体的なサイズを決めます。
私たちは人と同じくらい、住んでいるアパートの居室で作業が可能、持ち運びに苦労しない、サイズが理想だったので高さ150センチくらいを目安としました。
ROCKオブジェは4つのアルファベットで構成されており、4つとも縦横のサイズは基本同じの正方形に収まるサイズです。
ダンボール加工の手間を減らすのであれば、正方形のダンボールを購入し、元々の直線などを活かして作るのが効率的になります。
我が家は基本、楽天市場ユーザーなので、楽天市場で検索しました。2019年当時、【770mm×770mm 厚さ5mm 白色】の正方形ダンボールがあり、これを「ROCK」の文字面、【841mm×594mm 厚さ1.5mm 白色】の長方形ダンボールを側面用として購入しました。
色は白色がおすすめです。一般的な茶色のものと塗り比べた結果、白色の方が発色がよかったです。茶色でも製作可能ですが、色合いは塗ってみて確認してください。
2023年1月現在、770mm×770mmの正方形ダンボールは販売されておりませんでした。泣
ですが!調べた結果!【ダンボールワン】というサイトでサイズを指定して購入することが可能でした!
「白地」「厚さ5mm」で文字面に必要な12枚でお値段3,864円!
めちゃ安い!自分たちが楽天で購入したときより安いです。笑
「ダンボールワン」の「板ダンボールのオーダーページ」はこんな感じでした!




側面に使用していた長方形のダンボールは当時購入していたものが現在でも購入可能でした!

文字面は厚さ5mm、側面は厚さ1.5mmと違います。文字面の厚さは強度のため、側面は「曲線部分」の加工を可能するためとそれぞれ理由があり、厚さを選んでいます。
3 ダンボールを加工する道具を揃える
ダンボールを加工する道具を揃えます!
リストはこちら
- 普通のカッター
- 段ボールカッター
- デザインナイフ(カッター)
- 大きな工作マット
- 普通の定規
- 長めの定規
- 大きなコンパスかひもつきのペン
結婚式は何かとお金がかかる・・・
抑えられる出費はなるべく抑えたいですよね。我が家もなるべく100円ショップで揃えるようにしました。
4 設計図を作る
購入したダンボールのサイズに合わせ、設計図を製作します。
- ROCKオブジェの写真を各文字ごと分割する。
- 分割したものを印刷する
- 長さを測る
- ダンボールのサイズとの比率を決める
- ダンボールのサイズに合わせた長さを計算する。
- ダンボールに下書きする
印刷したROCKの文字を拡大していくイメージです。もしかしたらもっと楽な方法もあるかもしれませんが、私はモノづくりのプロでもない素人です。それでもかなり精巧に作るためにはこの方法が最前ではないかと思います。ぶっちゃけかなり面倒です。こういった作業が得意な方、好きな方にとっては苦ではないかもですが、私は心が折れかけました。
ROCKオブジェの画像をよく見てもらえればわかりますが、「R」と「K」がうまく支え合うように一部文字が伸びていたり、「K」の右側のくの字の部分は太さが違ったり、曲線の部分はそれぞれカーブのきつさが違うし・・・
「マジで細けぇ・・・」
でも、「神は細部に宿る」という言葉があるように、この細かなデザインこそが「ROCKオブシェ」になっているわけですし、ここにデザイナーさんの想いがこもっていて、何より一生に一度の結婚式のために用意する物ですから、皆さんも諦めずに頑張ってください!!!
めちゃくちゃ面倒だったこの作業を簡単にできるように設計図を作りました!
設計図といっても「ROCK」の文字を一文字ずつ模造紙に書き写したものになります。
サイズは770mm×770mmサイズです。もし、同じサイズでもよければ使ってください!
お互いの住所や連絡先などの個人情報保護のため、ハンドメイドサイトを通してのやり取りができるように準備しました。
模造紙、梱包用の専用ケース、送料など全て込みのほぼ原価、フェス婚応援価格です。少しでも作業時間の短縮に繋がれば幸いです!
ココナラ|ROCKオブジェの文字切り抜き用の用紙
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5 製作の流れを確認
- 文字を一文字につき4枚分切り取る(土台用2枚、表面用2枚)
- 土台用の文字に「文字用ダンボールの厚さ×2を引いた長さ」の補強パーツを取り付ける(厚さ5mmなら10mm、厚さ3mmなら6mmを引きます。)
- 「側面パーツ」(厚さが1.5ミリの薄い方)に色を塗る
- 文字の「表面パーツ」に色を塗る
- 土台パーツに「表面パーツ」を貼る
- 隙間にパテを塗り、乾燥させる
- パテ部分も含め、仕上げの塗装をする
文字を土台部分と表面になるパーツを分けないと、作業過程で文字面が傷になってしまいます。なるべく綺麗な状態に保つために表面パーツはなるべく最後に取り付けます。
6 ダンボールを組み立てる
文字は下書き通りに「表」「裏」「表土台」「裏土台」と一つの文字につき4枚切り取ります。道具はお使いやすいものを使ってください。
100均ショップで売ってるダンボールカッターやデザインナイフがおすすめです。

側面用のダンボールは594mmを半分の297mmにします。
この297mmから「最後に文字に合わせる分の厚さを引いた長さ」の強度を保つための補強パーツを製作します。補強パーツは内側になるのでご自宅に余っているダンボールでも可能です。
曲線部分は定規などを使って等間隔に折り目をつけます。間隔が細かいほど綺麗な曲線になりますが、根気が必要な作業になります。






7 側面と文字面に色を塗る
色塗りに使う道具はこんな感じのペイントローラーと呼ばれるものです。

かなり広い範囲を塗るので、刷毛ではなくローラーの方が時間短縮ができ、なおかつ仕上がりもムラなくできると思います。
ローラーには「短毛、中毛、長毛」と三種類があるようですが、私は「広範囲は中毛」「細かいところは短毛(スポンジ状のもの)」を使用しました。
特に別の色が隣合うところは中毛だと別の色の部分にも毛がついてしまうので、短毛がおすすめです。いらないダンボールで使い心地は試してみてください!
100円ショップでもペイントローラーは販売していますが、2019年当時はサイズの小さいものしかなかったので、ホームセンターで購入しました。
ROCKオブジェは「赤色、青色、緑色」3色で構成されてます。ペイントローラーのスポンジ部分は洗うことも可能ですが、おすすめしません。洗うのかなり大変です。色ごとにペイントローラーとトレイを用意した方が作業がはかどると思います!
使用した絵の具はこちらの「ホルベイン」という商品。
美術関係のお仕事の方とか、学校の文化祭などに重宝される絵の具みたいです。
普通の絵の具だと薄めて伸ばす必要がありますが、これなら薄めず、原液のまま使用できるので、色の濃淡にムラが出ません!
一袋が鍋のストレートつゆくらいの大容量です。とはいえ、ROCKオブジェもでかいので赤色は4パック使用しました!



微妙に違う色もあるので、興味のある方はホルベイン公式サイトをご覧ください。


8 隙間にパテを塗る
使用したパテはこちら。
ホームセンターに行けば売ってます。乾燥したら紙のようになるものならなんでもいいと思います。


パテを塗った後は一度、乾燥させます。乾燥後はサンドペーパーの目が細かいもので余分なところを削ります。
削ったところは白くなってしまいますので、後で塗り直します!
9 組み立て用パーツの紹介
最後に安定して組み立てるためのパーツを紹介します。
全体と「C」を置くための土台


「K」の上に「O」を置くためのパーツ


「C」の上に「R」をおくためのパーツ


10 完成!!!

ここまで、本当にお疲れさまでした!
このブログを読んで「いやっ、作るの無理だろ!!!」って方は私たちが作ったオブジェをお貸ししますのでご相談ください!

頑張って作った「ROCKオブジェ」はフェス婚を最高に盛り上げるアイテムになります!!!

フェス好きな皆さんの「フェス婚」に幸あれ!!!!!
これからフェス婚を挙げる人へ
これからフェス婚を挙げる新郎新婦の参考になるように、フェス婚の始め方をまとめました。
最初にすべきこと、フェス婚を挙げる時のポイント、フェス婚の先輩フェスたちのアイディアなどをまとめたフェス婚の教科書です!
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